バイクでツーリングはするもののキャンプツーリングをしたことがない人は意外にも多いようだ。そこで、ここではキャンプツーリングがいかに楽しくバイク乗りならではの特権ではないかと思えるような夢のような話をしてみよう。
1.どんな楽しい事が待っているのか?
まずはどんな楽しい事が待っているのか(まあ楽しさなんてある種の受け取り方だが)をまず伝えたい。その重要な要素の最初の一つがこれ、『野外での食事』だ。
<野外での食事>
星と月だけが光る夜空の下に、波の打ち寄せる音だけが響き浜辺には僕らの焚き火だけが輝く、そんな中で仲間達と酒を交わし、自ら作った食事を前にその日あったことを仲間達で語る。それがキャンプツーリングだ。
深い森の中でまわりには動物の鳴き声がする中、唯一ぼくらしか人間が存在しないのかと思える中で、酒を交わし食事をする。時に他のバイク乗り達と酒を交わしたりもする。
<自然>
キャンプなので当たり前だが自然とのふれあい範囲は非常に広範囲だ。
四万十川でのキャンプは、夜の四万十川沿いの森からの心地よいひんやりとした空気は、四万十川の呼吸に触れた気がするし、オホーツク海の海辺のキャンプではオホーツク海の海の声を聞いた気がする。
<チームワーク>
僕はキャンプツーリングは必ず誰かと一緒だ。一人でしたこともあるが、もうしない。なぜなら、仲間が楽しいからだ。キャンプツーリングではちょっとしたチームワークが重要となるが、それはとても楽しい。自然の中で、仲間の中でそれぞれがそれぞれに役割があり存在意義がある。
他にも楽しい事をあげるといくらでも出てくるが、これらを一言でまとめてしまうと、「少年達の冒険」だろう。
どんな男の子もかつて一度は夢見ただろう、友達とどこかへ冒険するというアレだ。それがリアルにできるのがバイクツーリングだろう。
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