途中、山の中では残雪の近くに『ふきのとう』が。嫁さんと二人でバイクを降りて『ふきのとう』あつめ。
下呂温泉
上高地からは41号線でひたすら南下。目指すは日本三大名湯『下呂温泉』。
41号線は交通量は比較的あるが、スムーズだし景色もよいので OK!
で、下呂温泉はというと・・・最高の湯質!すばらしい透明度で、お肌がつるつるに!
ちなみに温泉街を流れる川では無料で温泉が楽しめるらしい。ただし、まるみえ。
横谷峡(4つの滝)
256号線から神社の横をはいったところにある無料のキャンプ場。
このキャンプ場では面白いことがいっぱいあった。
まず、256号線から神社の横を抜けてキャンプ場へ向かう途中、数頭の鹿を発見!
地元の人いわく、それほど頻繁には鹿は見かけないらしい。
そして、ここで素敵な出会いがあった。
既にキャンプ場には3台のハーレーがとまっており、3人の人たちが夕食していた。
まあ、ここまではよくあることだが、その人たちが俺達のテントを張るためにランプを貸してくれた。
そして、みんなで火を囲んで夕食と酒。
まず一人は寺田さん。俺と同じような、旅をしたことのある人で、あの太陽の国、メキシコへ一人で旅に行ったことがある。寺田さんも俺と同じような体験をしている。ただし、軍隊に捕まってはいない。
もう一人は背戸さん。大人な雰囲気のエンジニアオーラが出てる人。てっきり、ハーレーのエンジニアかと思ったくらい。
そしてもう一人は、がっちゃん(勝手に名前を付けてすみません)。面白いキャラの人で、Drスランプのあられちゃんに出てくるがっちゃんに似てる?
ます釣り
翌日、彼らの誘いでます釣りへでかけた。バイク4台、5人でます釣り。なんだか海外旅行の乗りですごく楽しい!
みんなで記念撮影!
関が原
ます釣りを終えた俺達は名古屋方面へ南下。寺田さんの誘いで途中、41号線沿い、金山と飛水峡の間に一軒ラーメン屋さんに寄った。このラーメン屋さん、面白いのがラーメンが700円、餃子が500円するのだが、大盛りのチャーシュー丼+スープ付がなぜか500円。意味不明な価格設定なのだが、そのチャーシュー丼がうまい!
チャーシュー丼を食べている間に、予定通りの土砂降り。今回のツーリング初めての雨です。(GWのツーリングは絶対雨が降る)。明日、こうせーと福ちゃんと名神高速の伊吹PAで待ち合わせだったので、できるだけ関が原に近いところにキャンプする必要があった。
その事で地元背戸さんにアイデアをもらい、関が原付近のある橋の下であれば、雨にもぬれずにキャンプできるということだったので、その場所を教わった。
三人は今日、家に帰るということだったのでみんなで名古屋方面を途中まで向かい、一台、一台ずつ、それぞれの帰路へつく。(ちょっと旅愁)
最後は背戸さんと2台だけで、走り、そんな背戸さんも最後の分かれ道の交差点。
「じゃ!気をつけて」と挨拶してお互いに別々の方向へ。
メンバー合流
今回のツーリングメンバーとは、伊吹PAにて合流。
ちなみに、我がバイクは嫁さんと初の高速道路タンデムだが、感想といえば、”楽”!の一言。
高速道路はやはり安全である。
琵琶湖・矢橋帰帆島公園キャンプ場
ツーリング四日目の宿泊地は矢橋帰帆島公園キャンプ場。普段は予約要らしいのだが、交渉の余地あり。
管理のおばちゃんに相談したところ、飛び込みでもOKとのこと。(まあ、キャンプって普通そんなもんだろ)
ここは綺麗で安いキャンプ場。一人、\310円、ただし19:00までに戻ってこないと、矢橋帰帆島公園への入り口が閉まってしまう。
京都
五日目、京都にバイクで行くのはこれで2回目。
京都での目的は金閣寺と一銭洋食。
金閣寺
金閣寺をみるのは高校生以来だが、今回気づいたのだが足利義満はすごい金持ち。
ご存知のとおり、金閣寺庭園は四季を楽しめるように木々、花が配置されているが、それってつまり設計士、庭師などを一流の職人達で固めたったことだろう。
また寺の壁を金箔で塗りかためたりなどいままで世界中の誰もした事のないような金持ちぶり。
(古代アステカでは王様の庭は、床、壁、オブジェとあらゆる物が金であったというが)
ま、とにかくすっげ〜金持ちだった。
よく金閣寺を撮ると合成写真ぽいっていうが、ほんとだ!でも綺麗に撮れてるでしょ?
一銭洋食
一銭洋食とは、元祖お好み焼きであり関西人には時として『一銭焼き』という名で知られている。前回の京都訪問の際に知ったこの味。さっそくみんなで食べに行きました。
京都には一銭洋食屋さんが二つあるが、俺が行くのは河原四条のところにあるお店。愛の貧乏脱出というTV番組でも紹介されたお店。味は最高です!ぜひ食べてみて。
姫路・そうめん滝キャンプ場
京都から姫路へは9号線からすぐに372号線(デカンショ街道)を通って向かう。372号線はとても走りやすく、地元の人もツーリングしているようだ。景色もいい。
姫路は北部にそうめん滝キャンプ場がある。六日目の夜はここで過ごした。
そうめん滝キャンプ場には小川が流れているがその川の水は飲むことができる。
テントを張る福ちゃん
鳥取・お台場公園キャンプ場
七日目。今回の旅の目的地は実は、広島・鳥取だった。しかし、広島から帰るときには毎日雨になりそうな天気予報と俺達よりも二日早く帰る、こうせー、福ちゃんの事も考慮し、今回は広島訪問は諦めた。その代わりに姫路から一気に鳥取県、日本海を目指す。
姫路からは29号線でまずは北上。
道の駅・播磨いちのみや
ここではおいしいあげたてコロッケが食べられる。また山菜や野菜も安くてうまそう。ついついみんなでイチゴを一パック購入。
原不動の滝
不動の滝、白糸の滝と言う名前の滝は日本各地にある。
今回はここ兵庫県・宍粟市の原不動の滝。有料だが見ごたえはあるなかなかすばらしい滝だった。
写真では伝わらないがなかなかすばらしいのでお勧め
その後は29号線を少し戻って429号線で岡山県入りを目指す。この辺の景色ははっきり言って最高だ!
山間を国道が川とともにすすんでおり、その臨場感はたまらない。
429号線から次は373号線へ乗り換える。
373号線を北上し53号線を走り、482号線でさらに西へ向かう。
482号線も景色、道路ともにすばらしい!
482号線からは179号線へ乗り換えそのまま北上。そして日本海へ。
ハワイ
倉吉市あたりにきたころ、道路のあちらこちらに見かける『ハワイ』の文字。しかも東郷湖の湖畔にはハワイ温泉!?
ああそういうことね、ハワイと提携都市か姉妹都市か・・・・ってハワイは州だから!
そのハワイ温泉に入ってわかりました。この地区は羽合というらしい・・・しょーもねぇーー。
お台場公園キャンプ場
有料なんだか無料なんだかよくわからないキャンプ場。うちらは無料でした…
この日の晩御飯は忘れられない・・・・
ハワイ温泉を出た俺達はまずはスーパーへ。日本海の幸にかなり期待を寄せて・・・キタッー!
朝取れた黒鯛、イカ、はまち・・・・と、おいしそうなのが丸ごと売っている!
今夜は奮発して・・・黒鯛丸ごと買いました\1200。さっそくスーパーでさばいてもらって・・・・すっげぇ〜〜、
黒鯛のおろした刺身を4人で食べきれないほど食べました。こんなうまい鯛をおなかいっぱい食べたのは初めてだ!
大山・出雲大社・こどもの国キャンプ場
八日目。広島へのツーリングを諦めた俺達だが、鳥取県は見所満載である。
もともと今回の俺のツーリングルートに入っていた大山へ向かった。こうせーの話だとかなり有名だとか。(ほんとに有名らしい)
で、大山どうですか・・・・めちゃめちゃ最高です!
大山は東西南北から眺めることができるがどこから眺めても良く、またどこから眺めてもいろいろな姿をあらわしてくれる。かつてころほど見ごたえのある山を見ただろうか・・・
次回は大山を登山してみます!
今回は”北”以外のところから大山を眺めた
出雲大社
伊勢神宮の弟分にあたるという由緒ある出雲大社。あの陛下もいらっしゃるのだ。
ただし、鳥取から出雲大社はめちゃくちゃ遠い!
しかし、確かに、431号線は海沿いを走り気持ちよかったです。
綺麗な藤花
こどもの国キャンプ場
さて、出雲大社で遊んだ俺達は一路東へ。そう明日は鳥取砂丘を見たいのだ!
出雲から鳥取は遠いのでここは高速道路で一気にワープ。
残念ながらこの日は温泉に入るひまもなく、キャンプ場へ。ここのキャンプも無料でした。
鳥取砂丘・天橋立・”あの笑顔”
こどもの国キャンプ場から鳥取砂丘は数分でつく。
この日の鳥取砂丘は最悪の風。スーパー強風。
で、肝心の鳥取砂丘はというと、すっごいです。とにかく砂漠です。
ただし、とてつもなくだだっぴろい砂漠を連想すると若干期待はずれかも。
といっても、その広さはひとえに砂漠だ。
これから先に見える砂の丘を登る。ちなみに高さは6Fくらい。実はちょうでかい
登るのはかなり骨が要る。四つん這いじゃないと登れないのだ。これが頂上から
砂丘の向こうには綺麗な日本海が。一瞬、北アフリカを連想する
岩井温泉
鳥取砂丘から9号線で目指すは天橋立。鳥取砂丘から数十分行ったところに、9号線沿いに岩井温泉がある。
岩井温泉の看板をくぐってすぐ右手に簡保の湯。これがとてもよい場所なのだ。人も少ないし、温泉+釜飯が1000円で楽しめる。温泉も天然温泉でとてもいい。おすすめの秘湯。
天橋立へは海沿いではなく内陸側の国道で行きました。(ちょっとつまらない道路)
天橋立
日本三景の一つ。以前、松原へは行ったがさほどじゃなかったっけ。
ええ、じつはここもそれほどじゃなってのが率直な感想。ま、天気も悪かったしね。
"あの笑顔"
八日目のメインイベントは夜に訪れた。
天橋立に到着したのは17:00過ぎ。
さっそくキャンプ場探しに。
天橋立キャンプ場を見つけたので、さっそく行ってみた・・・・ここから悪夢が始まる。
まず、キャンプ場は県道2号線沿いにあり、入り口左手にはショベル、敷地内には以前使っていたと思われるアイスクリーム冷凍庫、ステンレスの台所などがいろいろ置いてあって、汚らしい。
と、管理棟なる物は見当たらず小さな机といすが入り口から入って右側に置いてある。
テントがはれるサイトは水はけが悪く、どこも水浸し。キャンプ場というよりはただの庭って感じ。
その机の上には『御用の方はこちらまで 090-xxxx-xxxx』と。
みんなで相談して、とりあえずこのキャンプ場の値段を聞いてみることに。
すると、管理者の人があと5分で戻ってくるとのこと。
そして、5分後・・・・日テレのプロデューサー、菅ちゃんみたいな人がやってきた。
で、こうせーがその菅ちゃん(管理者の人)に尋ねた。
「すみません、ここって料金いくらですか?」
菅ちゃん『そうだねぇ、今日は雨も降っているし、コンディション悪いから一人、1500円!』といいながら、”笑顔”をふりまいた。
こうせーはむっとして「あ、そう。じゃいいよ。」と半切れ状態。
うちらも「はああ? こんな糞なキャンプ場で1500円って!」と顔を見合わせた。
しかし、この時俺の頭には嫌な予感が走った。あの笑顔・・・
その後、スーパーで買い物を済ませた俺達は、次のキャンプ場を探しに向かった。
目指すは176号線近くの平林というキャンプ場。
しかし、行く途中で『台風のためこの先通行止め』の看板・・・がっ〜ん!この時点でもう既に19:00くらい。
みんなで話し合い、「川沿いとかのそれなりの公園とかだったらなんとかキャンプできるだろう」と、結論に達し、まずは現在地から一番近い公園へ向かう・・・・がっ!なんとまたしても、
『台風のためこの先通行止め』の看板・・・うっそ〜ん!
次にまた別の公園へ向かう・・・・と、公園が見つかった!が、しかし!
公園は丘の上にありしかも、そこまでは急な長い階段・・・周りは住宅街・・・・残念っ!
いえいえこれからまだまだ悪夢は続く。
次に狙ったのは池ヶ成公園キャンプ場。ちょうど車の一台分の上り坂を登ってゆく。
おお!ここまでは階調!っと、いきなりとてつもないダートが!
いやいや、がんばって200メートルほどダートコースを登っていくが、福ちゃんのSRがここでエンスト。
そこでみんなでまた話合い・・・・「どうすよ、この先・・・」と、上り坂を見ると、さらに200メートルくらい行くと、左へカーブしている・・・・「あのカーブを曲がってキャンプ場がほんとにあるかな・・・」。
そこで、こうせーがその先のカーブの先を歩いて見てくることに。
しばらくすると、こうせーが戻ってくる。そして、「無理!あの先はさらに何百メートルもダートが続いてる」
上り坂のダートはローライダーには、Uターンが厳しい。一台、一台慎重にUターン。
坂を降りて、またまた、みんなで協議・・・・と、もう一つ公園が見つかった。
地図にはないが標識を発見。さっそく向かってみるが、またも『台風のためこの先通行止め』。
ここまで来るともう、爆笑!!
道を少し戻って、次の作戦を立てる・・・・と、ふとすぐそこに「子虫神社」なるものが。
神社・・・ありやね!ということで、神社周辺を下見してみると神社のとなりにゲートボール場みたいなのがあり、普段は使われていない様子。テントを張れる平地もあり、21:00過ぎだっただろうか、やっとキャンプの準備が行えた。
ああ、あの笑顔・・・
みんなでツーリングは最終日
九日目。こうせーと福ちゃんの最終ツーリング日。彼らは本日、高速で神奈川まで戻る。
早朝に起きて帰路につく、こうせー達。
俺と嫁さんは次に目指すは能登半島。しかし、一日では到着できないので、福井県は今庄市の今庄365スキー場キャンプ場へ。残念ながらこの日は一日中雨で、タダ移動するだけで終わった。
このシーズン、今庄365スキー場キャンプ場はまだ閉鎖中であったが、管理人のおじさんに交渉したところ宿泊の許可をもらった。(おじさん、ありがとう!!)
十日目の朝撮った、『今庄365スキー場キャンプ場』
尼御前岬・兼六園・なぎさドライブウェイ・能登島・和倉温泉
十日目。前日の雨とは打って変わって爽快な天気!混んでいるだろう福井市内を高速でワープして、まずは尼御前岬へ。なかなか景色の良いところで、一般道からも高速からも立ち寄ることができる。
尼御前岬から日本海を観る
兼六園
一度行ってみたかった兼六園。嫁さんは幼いころに行ったことがあると言って、「ただの大きい公園だよ」だって。しかし!行ってみてよかった!!有料なだけあって、和風芸術が広がった公園だ。
金沢城
なぎさドライブウェイ
砂浜だが、バイクや自動車、観光バスまで走れる砂浜。ええ?そんなのあるの?ってみんな信じないけど、あるんです。ただし、あくまでも砂浜なので、バイクなどはちょっとスリップとかさせて遊ぶとあっという間に転倒するだろう。
実際に走った感想だが・・・面白い!波がすぐそばをくるところをバイクで走るなんてなかなかない経験だ。
能登島
昔、行ったことがあるという嫁さんの話だと無人島だとか・・・いえいえ、全然そんなことはない。
人もいるし、畑もあるし、イメージとしては観光化があまり進んでいない城ヶ島って感じかな。
和倉温泉
能登半島一番の温泉。安くて、湯質のいい天然温泉は最高だ。富山方面へは160号線を使って南下。160号線は海沿いを走れて、走りやすくしかも景気も最高だ。
墓ノ木自然公園キャンプ場
黒部川の支流が公園内を流れる綺麗なキャンプ場。今回のツーリング最後の日は、ここ墓ノ木自然公園キャンプ場。そう、去年の夏の黒部ダム・黒部渓谷ツーリングの際に使った場所だ。
帰りのオチ
11日目。今日は家に帰る日。墓ノ木自然公園から8号線を新潟方面へ戻る。
と、ありがちな、ガス欠。リザーブタンクで走っているのをすっかり忘れてた。
国道沿いの民家へガソリンスタンドへの電話番号を教えてもらい、難を逃れた。
前崎館のおじいちゃん、ありがとう!
ガス欠の記念撮影