2006年は贅沢な年だったといえる。1月にグァム、5月に小笠原、そして9月に阿嘉島。でも自然からいろいろな影響を受けた年だな。

 出発にあたり

 元々は波照間島+西表島に行く予定だった。ここ見て、行きたいと思ったから。嫁さんのお客さんがたまたま阿嘉島によく行く人で、阿嘉島の話を聞いて予定変更した。阿嘉島への行き方は一番下に。今回は4泊5日と短い旅で1泊沖縄、残り全部阿嘉島滞在だ。

 1泊目は那覇

 これまた嫁さんの友達の弟さんに電話で那覇で美味しい食べるところを聞き出す。沖縄へは生まれて初めて来た。建物もどことなくアメリカに似ている。9月の沖縄はまだまだ夏だ、というか冬はないか。ホテルからは街中をてくてく歩く。タクシーはできるだけ使わないのが旅の心得だな。使うと街の匂いがわからない。

 あかがーら

 ここが評判のお店。場所は簡単。沖縄銀行本店の真裏にある。食べ物も美味しかったし、何より民謡などが聴けてよかった。

 国際通り

  めっちゃこっち見てるし・・・

 沖縄のメインストリート。まあ観光客向けですな。

 Cafe bar Moon Bow

 

国際通りから一本奥に入ったところに、怪しいバーを発見。
アパートの一室をバーにした感じのところだ。入るにはかなり抵抗があったがとりあえず、飛び込んでみると・・・なかなかステキなバー。しかも、この日は満月だったので、全品300円。といっても、ちゃんとしたお酒を出してくれたし、お会計もまけてもらいました。ここはお勧め。

 屋台の居酒屋で

 夜も遅いのでホテルに帰ろうとした途中、沖縄銀行本店と国際通りの間で屋台の居酒屋発見。ちょっと一杯だけ呑んでと立ち寄ったが、一杯ではすまなかった。
たまたま僕らの周りの席に居合わせたカップルやじいさんたちと、相当飲んでしまった。しかも、そのじいさん、有名な蕎麦屋の店主の師匠らしく、気前よくほとんどおごりで飲ませってもらったが、次の日は軽い二日酔い・・・

 フェリーで阿嘉島へ

出港!

 泊港で始めて沖縄本土の海を見た。うん、まあ確かにあまり綺麗じゃないかも。噂には聞いていたが、本土と石垣島は既に開発が進みすぎて汚れてるらしい。
阿嘉島へは泊港から一日2便フェリーと高速船が出ているが、フェリーをお勧めする。高速船は早いが船酔いがひどいしそのせいで非常に疲れる。
ちなみに僕は船酔いとはほとんど無縁だがそれでも高速船は若干酔った。二度と乗りたくない。フェリーは天気がよければ2回のデッキで敷物を敷いてのんびりお昼寝するのがステキなすごし方だろう。Beer持っててよいと思う。

阿嘉島までの途中にはこんな無人島?が。

これも無人島

ケラマ諸島が見えてくる

 阿嘉島はケラマ諸島の一部であり、人口200人くらいのすごい小さい島。阿嘉島へ行く人は大概、隣の座間味にも行く。座間味の方もともて美しいらしい。

  

 ケラマ諸島の天気について書いておくと、天気予報はあてにならない。(少なくてもこの時期は)。沖縄本土が雨や曇りでもケラマ諸島は天気がよいし、阿嘉島では滞在中、毎晩3:00くらいに信じられないような大雨だったらしい(僕は爆睡で気づかなかったが・・・、みなそう言ってた)

 阿嘉島到着

死んでしまいそうなほど美しい

 海・・・語るだけ無駄なくらい美しい。小笠原とついつい比較してしまうが、同じくらい。抜群の透明度だ。

 島は小笠原の父島と同じように、時間がとまったようなのんびりとした空気が流れているが、建物や街のつくりは非常に特徴がある。
 台風が多いだけあり、街(といっても、ものすごく小さい街だが)、家々は一階建ての平屋がおおく沖縄独特のレンガと壁のつくりで、通りは全て狭く軽自動車が通れるくらいの通りしかない。
 その狭い通りにはのんびりとした空気がさわやかに流れているのである。

  

 宿に到着・民宿新城

 阿嘉島の滞在はずっと新城のおばあちゃん家。(別に親戚ではないよ)
ここのおばあちゃん、小さくてかわいらしく、独特の面白さがあり人気者。
ただ、天然なんで予約の時は気をつけるべし。阿嘉島の港から新城のおばあちゃん家までは歩いて5分くらい。島は上の写真のように壁がいっぱいあって迷路みたいなので、地図がないとつらいと思う。地図をあらかじめ手に入れておくとよい。港のお土産屋でもらえる。

 阿嘉島に到着はお昼くらいだったので、即効ランチを済ませて、フィンを借りてビーチに向かう。そう、今回の旅の目的、シュノーケリング。でもその表現は正しくないな。なぜなら、シュノーケルは使わないで、フィンとゴーグルだけだから。
コットン大佐はシュノーケルを使うと死にそうになるので使わないの。で、普通に潜ってサンゴ礁を見たり、魚を見たりするので、まあ、素もぐりと言ったほうが正しいかも。
フィンは、『シーカヤック・RYO』でかりました。
ここは阿嘉島行きを薦めた嫁さんの友達が遊びに来るところで、シュノーケリング3点セット一日1000円のところ、フィンだけ借りたいとお願いしたら500円に負けてくれた。ほんとありがとございます。m(_ _)m

 ヒズシビーチ

ビーチの入り口

 ビーチまでは民宿から歩いて7分くらいか。坂を上ると写真のような看板があるのでそこをひたすら進む。

 まず阿嘉島のビーチはどこも満潮時と引潮時の差がすごい。それを知っておかないと、良いサンゴのポイントに行くのや戻ってくるのに面倒になる。どのくらいの差があるかというと、2メートル以上ある。以前、茅ヶ崎や辻堂でサーフィンしてた自分にとってはこの差はびっくり。で、しかも、朝の9時からそのまま引潮が始まり、お昼の12時30分くらいに一気に潮が引ける。かといって、潮周りは早いわけでもなく、穏やかなのでちょっと沖に出ても怖くない。
 海で最初にまず一番怖いのは潮周り。ちなみに小笠原は父島周辺は潮周りが早いので気軽に沖に出てはいけない。

 この日、ついた時には既に午後であったので完全に潮が引けてた。

ビーチバー

 ヒズシビーチには夜になると開くバーがある。木の下に木製のカウンターとイスで、海の音を聞きながら酒を飲む。バーの閉店時間はお客さんが帰るまでだ。またヒズシビーチは島の西側に位置しているため最高の夕焼けを眺めることもできる。

ごみが・・・

 ヒズシビーチというか阿嘉島の汚点、それはゴミが多い。その点、比較してしまうと小笠原ではまずありえない光景だ。
 島を訪れる人、あらゆるゴミを一つも残さず帰ること。特に家族連れなどは、キャンプしてても思うのだが、ゴミを残して帰る人が多い。そういう人はぜひ行かないで欲しい。ゴミを残してかえるにあたりあらゆる言い訳が地球には許されないのだ。一応、持ってたゴミ袋に集めて捨ててきたが、一人ではらちあかねぇ・・・

ヤドカリだらけ

 阿嘉島にはたくさんヤドカリがいてときに民宿の庭でもみかける。写真、みずらいけれど、貝殻らしきものは全てヤドカリ。大量にいます。

ヒズシの海

 これがヒズシの海。「え?綺麗?」いえ、綺麗ではない・・・
といっても、この灰色のものは何かというと、全てサンゴの死体だ。オニヒトデの被害。かつて(恐らく10年位前まで)は、全て生きてがらしい。しかし、これは浅瀬。この先の深いところに行けば、神秘が待っている。

ヒズシの海 その2

 ポイントは写真の真ん中よりやや左あたりの岩らしきものがポコって出てるあたり。ここら辺に行くと、魚とサンゴがいるし海底に小さなトンネルやサンゴの崖があって神秘的だ。もちろん透明度は抜群。引潮の時には、右にある黒い岩場の部分の方から海に入ることをお勧めする。というか、それ以外に沖に出る手段はない。

海から見たヒズシビーチ

 満潮時にはこの立ってる場所や今見えている岩全てが海の中であるほど、満潮引潮の差が激しい。

 ヒズシビーチは一見、あまり綺麗ではなさそうだが(それでも、本州とは比べにならんが)、ビーチから100メートル以上沖に出ると一気に深い谷間みたいなところがあるので、そこではかなり楽しめると思う。満潮時は正面突破できるが、引潮の時には沖に出るにはビーチを背中にして右手の黒い岩場から行くこと。

 この日は、前日の那覇での二日酔いの余韻でお酒を飲まずに睡眠でした。

 ニシハマビーチへ

ニシハマビーチへの上り坂を登り終えたところ

 この日は島一番という噂のニシハマビーチへ行く。ニシハマまでは民宿から歩いて向かう。みんな自転車や車に乗せてもらってたが、歩いていける距離だ。逆にあの距離で自転車借りるのはお金もったいないと思った。

  

  

  

 もう言うことないだろう。この綺麗さ。まじヤバイ。
ニシハマには引潮開始前の朝9時には到着してたので、沖に出るには非常に楽だった。
 写真の海の中にある黒い部分は全部サンゴです。ただし浜辺に近いのはほとんど死んでます・・・ここもオニヒトデの被害が。

 満潮時のニシハマの海の中・・・白い砂浜をから一歩一歩海の中へ入る。あせるように海の中を覗き込むとそこは一面サンゴの草原が広がっている。右を見ても左を見てもどこまでも見渡せそうな透明度。サンゴの周りにはコバルトブルーの小さな熱帯魚が集まり、プラチナ色の大きな魚がのんびりと回遊してる。草原をさらに奥に進むと大き目のサンゴたちがたむろしており、その先には突然イルカやウミガメが出てきそうな深いブルーが広がっている。ドキドキしながら大きなサンゴ達を抜けてみると、水深は一気に深くなり(といっても、8メートルくらい?)、海の中に白い砂でできた砂漠がずっと広がっている。そしてその砂漠のところどころにサンゴ礁があって、色とりどりの魚達が集まっている。

 それは見たこともない風景だった。イルカと泳いだ時と同じ新しい感覚だった。

  

 これが午後のニシハマビーチ。左の写真、一番パラソルに近い波の後の部分が朝9:00の波のライン。いかに満潮と引潮の差が激しいかがわかるだろう。
 引潮で困るのは沖に出るのが大変だって事。海の中はサンゴだらけだが、深さがないため泳ぐのが大変なのだ。もちろん、サンゴをきづつける事も禁止だが、それ以前に珊瑚を踏むと怪我をするのは人間の方だ。
 真ん中の写真の中央部分の緑色ぽい海の部分。ここが最高のポイント。砂漠の中にサンゴ礁がある部分だ。

  

抜群の天気

  

 ニシハマ付近には慶良間鹿がいっぱいいる。もう野良猫みたい。

 この日の夜は民宿で知り合った人たちとみんなでヒズシビーチの夜のバーへ。
 波の音を聞きながら木の下で酒を飲むのは最高だ。

民宿のおじいちゃん、おばあちゃんを含めヒズシビーチへ行った仲間で記念写真。朝+酒飲んだ後なので眠そう・・・

 三日目はお昼からヒズシビーチへ

 記念写真をとった後、僕らは再度、ヒズシビーチで素もぐり。サンゴや魚と戯れる。中には人懐っこい魚もいて一緒に泳いでくれるやつもいるのだ。でもヒズシビーチの一番の楽しさは地形だ。

 この日の夜は民宿で知り合った子をつれてヒズシビーチに行く途中にある民家のバーへ。

民家のバー、とてもよい雰囲気のバーです。

 と、まあ、島では飲むか素もぐりか眠ってるかしかしてませんでした。

新城のおじいちゃんとおばあちゃん

 四日目、朝をのんびり過ごしながら新城のおじいちゃんとおばあちゃんにまた阿嘉島に来ることを誓い、別れの挨拶。

 帰る日・・・まずは公設市場へ

 午前の高速船で那覇の泊港へ戻る。美しい海とはしばしおさらば・・・

国際通りから少し入ったところのアーケード内にある

 

 またも嫁さんの友達のつてで公設市場内にある食堂を向かう。

 

公設市場の1階、鮮魚の奥にある、『天そば』。店主のおじさんはとても気前がよく、友達が既に電話で訪問することを話しておいたおかげで、『お、きたか!電話で聞いてたよ。まあ、かけて。料理は俺に任せてくれ』と、メニューにないものをいろいろ作ってくれた。それがとても美味い!ビールなどもご馳走になってしまい、昼から超満腹状態。
 公設市場に行ったらぜひ行って欲しい店だ。

  

  

 空からの沖縄。なんだかんだいってもそれなりにかなり綺麗だ。

 とまあ、今回の旅は一人ではなかったので小笠原のときのような出来事は起きなかったが、いろんな人と出会えたし何よりも綺麗な海で遊べたのは最高だった。

 〜阿嘉島Data〜 リンク

 人口約200人のすごい小さな島。世界的にはダイバーの間で世界でも有名なダイビングスポットらしい。残念ながら今は浅瀬ではオニヒトデにサンゴが虐殺されているが、地元の方達がサンゴの保護に力を入れてくれている。

 

 満潮と引潮の落差が激しいのでシュノーケリングの際には朝から望んだ方が良いと思う。また、日差しが恐ろしいほど強いので、調子乗って日焼けしようなんて考えない方が良い。サーフィンしてたコットン大佐でも、ここの日差しはつらかった。女性はラッシュガードは必須だし、日焼け止め塗っても確実に日焼けするので注意。

 

 とても小さい。お店は21:00まで開いてるところが2軒ある。お昼をとれるところが少ないので注意が必要だ。まあ、民宿でお金払ってお願いすればお弁当を作ってくれると思う。お勧めはパーラーみやま。ここで持ち帰りでタコライスが美味い。
 飲み屋はヒズシビーチのバーや居酒屋が何件がある。

 シュノーケリング

 ゴーグルの曇り止めは海草をゴーグルに塗ると良い。海草がみつからなければそこらへんの草でもよいが海草の方が長持ちする。また、サンゴがいっぱいなのでアクアシューズは必須。女性は日よけとしてラッシュガード必須。ニシハマビーチで天気が良い時には必ず、パラソルを借りた方が良い。ないと死ぬ。ヒズシビーチは木陰を利用する。

 那覇からの行き方

 泊港からフェリーと高速船が毎日出ているのでそれの乗る。おすすめはフェリーだ。高速船は船酔いしない僕でも、結構つらくなったのでなれない人はやめたほうが良い。

 東京などその他の地区から行き方

 阿嘉島(慶良間諸島)ツアーパッケージが販売されているが、宿がシードルンという阿嘉島唯一のホテル。ま、みためはホテルというかペンション。
料理等も評判は悪くない。しかし、このツアーパッケージは高い。実はもっと安く行く方法がある。

 1.沖縄までの航空チケットを買う
 株主優待券、誕生日割引のどちらかの方法

 2.1泊5日になどの沖縄パッケージツアーを買う
 今回使ったのがこの方法。たぶん、株主優待券で航空チケットかうよりも安いかも。例えばこれ⇒沖縄1泊5日のツアー類

 3.1,2のいずれかで沖縄までを買ったら、あとは民宿に直接電話。あとフェリーの予約等も忘れずに。ここ⇒民宿新城

正直、小笠原と比べると小笠原のほうが良いと思った。まず、海岸にゴミが捨てられていない事。それと海水が美味しいこと。
え?と思うかもしれないが、そもそもなぜ小笠原にイルカやクジラがいたり、釣り客が多いかというと、小笠原の東にある海溝からミネラルが含んだ海流が来るからだ。それがアジやいわしなどのえさになり、いわしたちがイルカのえさになるわけだ。
そしてそのミネラルが含まれているおかげで小笠原産の塩はうまい。いままで食べた塩で一番美味い。サンゴの生存率は小笠原の方が高いかもしれない?

 いやでもね、阿嘉島もとってもよいところです。沖縄文化が入ってきてるので、それを味わうことができるし、海は抜群に綺麗で素もぐり・シュノーケリング・スキューバには最高だ。これでイルカがいれば言うことないんだが・・・

 はて、来年また行けるかなぁ・・・

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